健診においてはCO(シーオー)と呼ばれる、まだ治る可能性のある初期の虫歯をできるだけ正確に見つけるために、照明つき拡大鏡や虫歯のレーザー診断器も投入。全ての子供の口の中の写真を撮影し、プリント。それらの資料を分析したコメントや健診結果の報告書を「歯のファイル」としてお渡ししました。これらの見てわかる資料のおかげで、父兄や子供たちが歯や口に関心を持ってくれる様になりました。同時に講演を行い、健診の後の指導も徹底、授業や、養護教諭が虫歯の多い児童を個別指導する時にも虫歯予防教育の歯科衛生士を派遣して、きめの細かい指導をしてきました。 3年目の2002年の健診で、6年生(約12歳児)の虫歯の本数が平均0.8本になり、日本の平均2.4本を大きく下回り予防先進国のスウェーデンの1.0本並になりました。 カリエスフリー(虫歯ゼロ)の児童も6年生で68%となり、これも日本の平均30%を越えてスウェーデンの平均60%を上回る結果になりました。要小学校の6年生は世界レベルになったのです。 ここまで来ると上級生が下級生を指導してくれたり、様々なイベントの効果が出て、父兄や児童、学校の意欲がわいて、さらに効果が上がり、持続すると思います。