2009年 患者満足度調査
■質問3
 治療中に不安を感じたことはありますか?
この質問に関して不安を感じたとのご意見と院長からの回答を掲載しております。
質問3:治療中に不安を感じたことはありますか?

<院長より>
全体の20%に当たる方が、不安を感じたことがあるということでしたが、大きく分けると、歯科医療全般に対する漠然とした不安説明が不十分なために感じている不安治療中に起こった痛みや作業に対する具体的不安の3つがあることがわかりました。
この調査を通じて、医療の担い手の私たちが、医療の受け手の患者さんがこういう点で不安を感じていることを十分に認識することが大切だと思います。
やはり、治療前、治療中、治療後の説明を十分に行うことが不安解消に最も重要なことを認識いたしましたし、何よりも、歯科医療そのものに対する不安を払拭できるように可能な限り情報をお伝えし、ご理解いただけるよう努力して参ります。
また、十分に納得のいかない事例におきましては、その旨、お申し出くださるよう、改めて、お願いしたいと思います。

※回答して頂いた文章をそのまま掲載しております

【1】歯科治療全般に対する不安(24件、36%)
・自分がどのくらい悪い状態なのか不安であり、確認したいと思った
・自分のイメージが正確に伝わっているかどうか、どのあたりまで主張して良いのか(仕上がり等)
・痛みがあったらどうしようという不安を感じる。
・歯医者に来るまえから治療が終わるまで、ずっと不安。
・見えないということに対して
・痛いのではないかと思った。
・痛みに対する不安
・急に強い痛みを感じるのでは…と心配。
・肩こりになるほど力がはいってしまう。
・虫歯が痛むとか、急に激痛がきたらという不安。
・歯を削るとき、麻酔をしていても不安。
・治療に対して痛みが強くでるのではないかという不安。
・痛くないかな~と考えてしまう。
・常にあると思います。
・痛くないかどうか?
・「もしかしたら、家に帰ってから痛みが出るかもしれません」と言われたとき。
・子どものころから苦手だったのでどうしても…
・ここに来る前は嫌なイメージがあったが、ここに来てから悪いイメージはなくなった。
・歯みがきが不完全(不徹底)なので、叱られそうで…
・痛みが出たらどうしようとか、これから何があるんだろうとか。
・何分くらい掛かるのか分からないので。
・虫歯の治療。選択したつめものでよかったかどうか。
・痛いのか分からないとき。
・痛み、しみるのではないか。

【2】十分な説明があれば、解消できる不安(25件、37%)
・十分な説明がない場合、少し不安があります。
・当日どのような治療をするか具体的に分からないとき。
・「これから~します」と説明して頂けると安心です。
・削る音が器具によって違うから、今、何をしているのか不安になる事がある。
・治療の説明が少ないとき。
・喉に水がたまったり、たんの様なものが溜まったとき、うがいをさせていただきたいけれど、治療中なので我慢してしまうと苦しくなったり、具合が悪くなったりします。また、治療にどのくらい時間がかかるのか分からなく、不安になることがあります。
・どのように行われどのような器具が使われているのか…
・見えないので、どうなっているか分からない。どんな治療をしているのか分からない。緊張してしまって、疑問があっても質問できない
・施術がよく分からないので。見たくはないですが、見えないから不安なのかもしれません
・次にどのような処置を行うかを言わず、治療を始めるとき。
・話しかけが少なくなった時。
・詳しい説明などが、あまりなかったときなど。
・経過など説明してもらいたい
・説明があまりなく、処置がすすむとき。
・自分の希望している歯になるか、少し不安でした。治療途中で、本人に確認をとってもらえると安心します。
・もう少し簡単な言葉で説明(歯の治療)があると、素人には分かりやすく思われるかと。
・ 少し説明が足りないと感じたときがあります。自分ではそれ程大きくないと思っていた
・虫歯でクラウンを被せることになったことがあり、驚きました。また、説明するときなどに手鏡で口の中を見せながらやっていただきたいと思います。
・何をされているか分からないときがある。
・あと何回受診したらなおるかなぁと。
・何をされているのか分からない。水が口内にたまって苦しくなりそう。
・最初、来たばかりのとき、子どもに対してどういう治療を行われるのか分からなかったため
・治療途中で、待っている時間が長いとき。
・費用がどのくらい掛かるか分からない。
・院長以外の歯科医の診察を受けるとき(院長と比較してしまうので…)

【3】治療中の痛みや作業に関する不安(18件、27%)
・麻酔の効きが悪いのではと自覚があったので(実際痛みがあり、再度打ってもらいましたので、大丈夫でした)
・痛みを感じるとき
・治療前に感じた痛みが数日間続いた。
・水がたまってしまったとき
・抜歯のときや歯を削るときに不安を感じる
・歯石をとってもらうとき、歯が傷つくのでは?と思う事があります
・何度も同じ作業をしているとき(型取りや調整に、少ない回数で目的を達する場合がある一方、何度も必要な場合がある。しかしながら、時間が掛かっても納得のいく作業をしてほしい。)
・歯石をとるときに、歯が抜けたらどうしようと思った。
・麻酔が効くかどうか。
・歯の麻酔をかける時の痛みとか、神経の治療をする時の痛み。
・歯科技工か衛生士さんか分からないが、雑なときがあった。口の中の水をとる管を入れるときや、型をとるときなど、1つ1つが雑で不安だった。
・歯を削るとき
・たくさん削ってるように感じるが、どれくらい歯を削ったのかなぁと思うとき。歯がなくなっちゃうのでは?と心配する。
・歯石をとったあと痛みがでたが、説明していただいた。歯が動いているようにも感じたが、先生にも診ていただけた。
・痛みが強いとき。
・痛みを伴うとき。
・痛みを感じたとき。治療を止めていいものか迷います。
・痛みが生じることがある。